2010年03月03日
2010年01月25日
くまべです。
日曜のお昼に、久しぶりに下北沢でお芝居を観てきました。集中してぐいっと見入ることが出来る、とても良質なお芝居が観れて、なんだかホクホクです。下北沢は久しぶりに行くとおもしろカルチャーにたくさん出会えて、楽しい街ですね。
さて、22日の稽古は、ダンス基礎がメインでした。
merrymakerのお芝居には、毎回ダンスがあります。必ずあります。そして今回の『猫丸先輩の演劇』でも、もちろんやっぱりダンスがあります。という話をしたら、原作者が、「え? どこで踊るの!?」と驚いたというのは、常識的な反応だと思います。そりゃそうだ。
しかし、今回の出演者の中で、まがりなりにも踊れるのは、ほぼ女性のみ......。男優たちは、ダンス未経験がひぃ、ふぅ、みぃ......。これでは、いきなり振り付けをしたらやばいということで、ダンス振り付けの村山たか緒さんに頼んで、急遽、ダンスの基礎練習をやってもらうことに。
「基礎の基礎です、本当に、基礎中の基礎です。基礎、ですよ? わかってます?」
と、しつこいくらいに念押しされる。そりゃそうです。ストレッチの時点で、できない......orz。なんにも出来ないよ、僕たちは......。ゆっくり呼吸しながらの、じっくりとしたストレッチ。そして筋トレ。それが終わった後、僕らを苦しめたのは、「立つ」。ただそれだけ。「立つ」。そしてそれが......できない!......orz, orz, orz, orz, orz......。(←撃沈)
もちろん、ダンスを一度でもレッスンとか受けたことがある人にとっては常識なのかもしれませんが、まったくNO経験の僕らは、自分の身体が思うとおりに動いていないことに、まず愕然。
「こんなことも出来ないんじゃ、先に進めないなあ」
たか緒さんは、きっと超弩級Sです。成瀬ゆうこりんもかなりのSであることは自他共に認めるところですが、たか緒さんは、多分その師匠です。二人とも、とっても素敵な笑顔のままで、とってもきっついことを言ってくれます。皆さん、騙されないように気をつけて!
という冗談は置いておいて(殺される)、基礎練習ですが、基礎中の基礎のバレエのステップもやりました。これがまた、こんがらがるこんがらがる。右左右、左右左、整理しないと、どっちが右で左だか、さっぱりわからなくなる。
さて、振り付けにも使用する予定というダンスのステップを学ぶだけ学び、習得は後回しにして、ひとまずの基礎練習を終えた後は、台本練習。前回の稽古でやった「猫の日の事件」の「解決編」を稽古して、また新しくそろった台本&メンバーで、読み合わせをして、稽古は終了。
稽古後は、たか緒さんとダンスの構成について打ち合わせをして、更にその後、ぼくは新宿に移動して、舞台美術家の八木橋さん、照明の黒尾さん、音響の岩野さんたちと、舞台美術についての打ち合わせ。今回は、merrymaker初の中野ザ・ポケットなので、その劇場に合わせた打ち合わせなども行われました。ラフ画を見せていただきましたが、スッキリしているのに、舞台面を広く取っててくださって、いかにもダンス踊れ! という感じです。はい、さっぱりわかりませんね。それは、劇場に来てみてのお楽しみで。
さて、公演チケットの方ですが、まだまだどしどし、受け付けております。劇団宛にご連絡いただいても大丈夫ですし、上のメニューバーの「Ticket」から、シバイエンジンというチケット予約サービスもご利用いただけます。また、観劇に際していろいろと不明な点、心配な点などありましたら、どうぞお気軽に劇団までお問い合わせ下さい。
O-MATSURI企画merrymaker
TEL:080-2091-9974
E-mail:info@o-matsurimerry.com
以上もろもろ、よろしくお願いします。
ちなみに、稽古終了後に、たか緒さんに言われた言葉。
「くまべさんって、なんでも器用にこなせそうなのに、こんなに身体使えないとは思いませんでした。(^^)」
......だから、笑顔でそんな......。(T_T)
「あなたがいれば、もっと楽しい!」(←なげやり)
脚本・演出 隈部