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鹿男現る


梅田です。
鹿男あおによし?とかそんなドラマがありましたが、実際に出会ってみると恐ろしいものです。
それは下北沢での出来事でした。
鹿男が、僕の前に現れたのです!


背丈は僕と同じくらいでしょうか。その奇怪な姿でジッと人々を観察しています。

「あ、あれは何だ?まさか魔界からの使者なのか?とにかく早く逃げなければ。」

僕は彼に気付かれまいとそろりそろりと歩きます。しばらく歩き、もう大丈夫かと思い、顔を上げた瞬間!!いたんです!目の前に奴が!
その大きな目は確実に僕を捕らえ口元には微かな笑みそしてバンビのごとき形相で僕に襲い掛かってきたのです!!

やばい!!

僕は奴の鍛え上げられた前脚からくりだされるパンチを両手で受け流し、怪しい呪文を唱えられたが軽く聞き流し、ありとあらゆる攻撃を必死でかわしました。
そして何とか繰り出した僕の攻撃、猫だまし、いやこの場合、鹿だましでしょう!
僕の鹿だましによってひるむ鹿男、そこにすかさずボディ!うずくまる鹿男。
ここで形勢逆転!
おいしく鹿刺しにでもしてくれようかと思いましたがやはり私も人の子。人の情には逆らえぬ。

鹿せんべいを与え、奴に「おい鹿よ!もっと“しっか”りするんだぞ!」と。
彼にぶつけた魂の親父ギャグ。
二人の間に芽生えた友情の証。

鹿はそいつを聞き流し一瞬の涙を見せると風のように去っていった‥。
鹿男よ、その姿“しっか”と胸に焼き付けた。お前との戦い一生忘れはしないだろう。さらば鹿!“しか”しこれからも戦いは続くのだ!え?くどいって?うーん俺の馬鹿!


つづく。

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